札幌の中心部、地下鉄大通駅徒歩2分の場所に2019年7月にできたばかりの「GARDENS CABIN(ガーデンズ・キャビン)」というキャビン型ホテルに、お盆の真っ最中に宿泊してきました。
もちろんはじめてですが、その感想を綴っていきます。
普段は、すすきの狸小路のカプセルホテル「ニコーリフレ」、その姉妹店で札幌駅南西側にあるカプセルホテル「シティキャビン」などカプセルホテルを中心に、5000円以下で泊まれるときはホテルにも宿泊したりします(残念ながら、「シティキャビン」は無くなってしまいました)。
そういった方には、参考になるのでは思います。
【PR】GARDENS CABIN(ガーデンズ キャビン)地下鉄大通駅から徒歩2分
GARDENS CABIN があるのは、路面電車が駅前通り入る「西4丁目」駅(外回り)の前。
かつての西4丁目駅の目の前、4丁目プラザの西側にあります。
札幌市営地下鉄「大通」駅から徒歩2分ですが、同じ札幌市営交通でも路面電車ならばさらに近いです。
地下鉄出口はポールタウンの入り口付近が便利
地下鉄・大通駅からGARDENS CABINに向かうときは、ポールタウンの入り口付近から地上に出るとわかりやすいでしょう。
ポールタウンにつながる出口が11番、あるいは、立ち食いそばの香りにつられそうな日の出ビルを通る10番出口がおすすめ。
大通駅のエレベーターを使いたい場合は、出口8番か出口14番付近にあります。
女性も泊まれる高級感あふれるカプセルホテル?
ガーデンズキャビンは、大通駅そばに2019年7月に開業したばかり。
新しくて気持ちがよりのはもちろん、まだ存在が浸透していないので、予約も取りやすいかと思われます。
すすきののカプセルホテルまで足を運ばなくても女性が1人で泊まれ、家族などグループでも利用できる工夫がされています。
キャビン型ホテルって?
公式サイトや楽天トラベルなどの宿泊サイトによると、GARDENS CABIN(ガーデンズキャビン)は「キャビン型ホテル」
「キャビン型ホテルって何?」と思ったりしますが、カプセルホテルのカプセルよりも空間が広くてゆったりとしています。
カプセルホテルの上段と下段を合わせた分ほどの広さがあり、幅や広さはカプセルホテルと同じですが、高さが倍あります。
エレベーターに乗るときもカード型ルームキーが必要
カプセルホテルではリストバンドにロッカーキーがついたものが使われることが多いですが、ガーデンズキャビンではカード型のルームキー(キャビンキー?)が使われています。
ルームキーはエレベーターに乗るときや、大浴場に入るときに必要です。
エレベーター内にある端末にルームキーをかざすと、キャビンがあるフロアと大浴場がある地下1階の2か所だけが点滅し、そのどちらかの階でしか降りることができないようにセキュリティが設定されています(出入り口の1階とフロントの2階は自由に降りられます)。
キャビン内には、ルームキーのホルダーがおいてあって、そのホルダーにはキャビン下にある収納スペースの鍵と枕元にある貴重品用ダッシュボード(?)の鍵もついています。
ベッドがふかふか!
なんといっても驚かされることは、ベッドがふかふかであることです。
全室にシモンズ社製の分厚いマットレスが使用されています。
カプセルホテルを想定していたので、超びっくり!
もし気にいれば、シモンズのマットレスは楽天市場などで買えます。
【PR】キャビン内のテレビが大きい
普通のカプセルホテルでは、カプセル内のテレビはおまけのような大きさですが、あおむけに寝た足元の真上にあるガーデンズキャビンのテレビは、その幅が出入口とほぼ同じ。
キャビン内で大画面でテレビを見ることができます。
ただヘッドホンがついていなかったので、iPhoneやパソコン用に持ち歩いているイヤホンを使いました(たまたま置き忘れられているのかと思いましたが、もともと置かれてなくて、フロントに言えば貸してもらえます)。
荷物はキャビンの下の収納スペースに
カプセルホテルの場合には、ロッカールームで着替えたり、そこにあるロッカーに荷物を置いたりします。
ガーデンズキャビンには、そのロッカールームも、もちろんロッカーもありません。
キャビンの下に鍵をかけられる収納スペースがあり、そこに靴や荷物を置くことができます。
大浴場も男湯と女湯が日によって入れ替わり
地下1階にある大浴場は、男湯と女湯が日によって入れ替わるとのこと。
私が宿泊したときは、エレベーターの目の前が男湯で、エレベーターを降りて右奥が女湯でした。
カードキーをかざすことで初めて中に入ることのできる大浴場には、大きな湯舟が2つに、寝湯、サウナに水風呂がありました。
宿泊して気のついたこと
初めて宿泊して非常に気に入ったGARDENS CABINですが、ちょっと気になったこともあります。
それらについても触れておきます。
エレベーター内でもカードキーが必要
上のほうでも書きましたが、エレベーター内でもカードキーが必要です。
そして、慣れないうちは「エレベーター内で行き先ボタンが2つ点滅しているのを見ているだけ」でどうしてよいかわからず、目的のフロアに行けないという状況になってしまうことがあります。
もっとも、そのおかげもあって、女性専用フロアなどの安全を担保できるわけですね。
カードキーの裏にはエレベーター内での使用方法が書かれていますが、チェックインするときにフロントで確認しておくのが一番確実でしょうね。
ヘアブラシが歯ブラシやカミソリに紛れてこんでいる?
細かいことかもしれないですが、ヘアブラシについてです。
大浴場の脱衣場に、使いすてのヘアブラシがおかれていますが、歯ブラシやカミソリと同じパッケージに入って同じ場所に並べられていました。
パッケージも大きさもそんなに変わらないので、ちょっと見つけるのに手間取りました。
荷物を持ち込める故のシャカシャカ音が一番気になる
一番気になったのは、朝荷物をまとめるときに聞こえる、ポリ袋などのシャカシャカした音です。
大した音ではないのですが、この音で目が覚めました。
ロッカーがあればそこで整理することになる荷物ですが、キャビンまで荷物を持ち込むので、この音はやむをえないところでしょうね。
楽天トラベルやじゃらんなどの口コミをみると、収納スペースを開閉するときのシャッターの音が気になるという声も多いですね。
キャビン内の照明スイッチが2か所ある
あと、細かいことですが、キャビン内の照明をつけるスイッチが2か所あります。
これは、うれしいほうに気のついたことです。
特に最初にキャビンというかカプセルに入るときには、暗いとスイッチの場所がわかりにくかったりします。
あるキャビン型ホテルで、スイッチを探していて頭をゴンとぶつけたのを覚えています。
ガーデンズキャビンでは、キャビンの入り口すぐにスイッチがあるので、簡単に明かりをつけることができます。
寝るときには、枕元にあるもうひとつのスイッチを押すことで、明かりを消すことができます。
今回は食事は頼みませんでしたが、それも含み次回以降宿泊するときにまた気づいたことがあれば追記していきます。
その後の気づき
この記事を書いてから5年近くになるのですが、まだ見ていただいているようなので、その後に気づいたことを追加しておきます。
カフェのようなチェックインカウンター奥のスペース
まず、2階チェックインカウンターの横にあるカフェのようなスペースが非常に使いやすいです。
大きなテーブルにはコンセントもついているので、そこでパソコンを広げて作業している人も多く、私もその一人です。
日帰り入浴が人気
チェックイン後すぐにパソコンに向かっているときに気づいたのですが、宿泊ではなく入浴だけのために利用するかたも多いです。
順番待ちしているらしく、ホテルスタッフの番号で呼び出す声が何度も聞こえました。
個人的にはそこまで人気になる大浴場とも思えないのですが、それはニコーリフレと比較してしまっているからかもしれませんね。
まとめ(お勧めできる人・できない人)
GARDENS CABIN をお勧めできる人
- 地下鉄南北線・東西線、札幌市電での移動に便利なところに宿泊したい人
- カプセルでもふかふかベッドで寝たいという人
- 女性でも安心して、カプセルホテルに宿泊したい人
- カプセル(キャビン)内で、大きめの画面でテレビを見たい人
- 宿泊代をできるだけ安くしたい人
GARDENS CABIN をお勧めできない人
- 朝、他人の音で目覚めたくない人
- 固めの寝床で寝たい人
- リクライニングシートで漫画を読んだりしたい人
GARDENS CABIN の予約は
GARDENS CABIN の予約は、公式サイトやじゃらん、Yahoo!トラベルなどから可能です。
楽天ポイント大好きの私は、楽天トラベルを使っています。
ショッピングはamazonなどのほうが便利かもしれないですが、楽天ポイントは投資信託の買い付けにも使えるので、できるだけ楽天を使うようにしています。
【PR】GARDENS CABIN(ガーデンズ キャビン)YouTubeでも紹介しています
GARDENS CABINの宿泊についてYouTubeでも紹介しています。よろしければ、そちらもご参考に。
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