旭川を朝6時に出発し、正午過ぎに日本最北の街、稚内に到着する宗谷本線の旅は、北海道の大自然を満喫できる絶景の鉄道旅です。
本記事では、列車切り離しの行われる名寄での見どころをご紹介します。
旭川発、稚内行きの普通列車:朝早い出発の旅
旭川駅を朝6時過ぎに出発する稚内行きの普通列車。この列車は通学の高校生と観光客で意外とにぎわっています。
早朝の清々しい空気を感じながら、車窓から見える北海道の風景を楽しめることが魅力の一つです。
この旅では、広がる田園風景や、遠くに連なる山々を眺めながら北へと進みます。夏は青々とした大地、冬は一面の雪景色と、季節によって全く異なる表情が見られます。
名寄からはキハ54一両で稚内を目指す
名寄までは2両編成(ごくごく稀に3両)。切り離される車両はキハ40のこともありますが、名寄から先はキハ54一両で稚内を目指します。
たまたま乗車したこの日は、なんと「道東・森の恵み号」が連結されていました!
もし私が旭川から稚内まで行くのであれば、名寄までは2両目に乗り名寄到着の際に1両目に乗り換えると思います。
停車時間は2024年10月の段階で13分。
その間に、車両の切り離しはもちろん、稚内方面からの列車到着と旭川行快速なよろ2号の発車があります。
一番人気なのは車両の切り離しシーンですが、駅の改札でスタンプを押す人もよくみられます。
稚内まではまだ3分の1の道のり。急げば、セブンイレブンで買い物もできなくは無いですが、あらかじめ食料などは買っておいた方が無難です。
動画で体験する名寄駅の様子と車内放送
ある朝の名寄到着直前の車窓や、名寄駅でのキハ54の様子などをYouTubeに投稿しています。車内案内放送や駅の自動案内放送も収録していますので、よろしければぜひご覧ください。
宗谷本線の旅をもっと楽しむために
旭川から稚内までの宗谷本線の旅は、普通列車ならではののんびりとした時間を楽しむことができ、北海道の壮大な自然と静寂を堪能できます。
もしあなたもこの路線を旅するなら、名寄駅での時間を活用して、より一層充実した列車旅を楽しんでください。